2009年4月20日 (月)

どうでもいいけど、目からウロコだったこと

誰にとっても多分どうでもいいことなんだけど、自分にとってはなんだか目からウロコな新発見って時々ありますよね。そのうえ私が知っても何の役にもたたないことなのに、驚きをもって受け止めるという、、。

この週末にあった、そんな目からウロコだったことを1件書いてみます。あ~でもオタク女子と思われてもヤだなー。

実はB−29のことなのですが。むかーしあったお笑いグループじゃないですよ。本家本元の、第二次世界大戦中に米軍が日本の空爆に使った戦闘機のことよ。これって私、日本の零戦とかと同じ、小型でスピーディーな爆撃機だと思って疑ってなかったのですが(ていうか特に何も考えた事はなかった。)、別名「空の要塞」と言われた巨大爆撃機だったんですねー。

金曜か土曜の日経新聞に、いま「私の履歴書」を連載されている人が、戦争中と戦後占領時代の体験の辺りを書いている中で、その「空の要塞」のフレーズが出てきたのにひっかかり、「え、だって空襲とかのとき低空飛行で爆撃したりした戦闘機なんでしょ?」(=動きが敏捷なのは小型のはず。)と、物事の理解のために母やずっと上の伯父に聞きまくってみたら、実は零戦の10倍くらい大きい巨大戦闘機で、なのにそれが凄いスピードでしかも編隊組んで爆撃してくるから、子供心にもものすごい恐怖だった、とかいう戦争体験までついでに聞いてしまいました。。そりゃ恐かったでしょうね。

戦争の時代を描いた映画や小説、ドラマのイメージがちょっとだけ変わったかも。。というのが新鮮だったポイントですね。

念のためさらにウィキペディアを見てみたら(何のためにそこまでやってるか、既に自覚なし。。)、B29は全長30m。ジャンボジェットの70mやエアバスの60mのような、超大型旅客機の半分位のサイズで、世界初のターボエンジンが搭載され、富士山頂から東京都心まで10分強のスピードで飛べたんだそう。また市街地を低空飛行で空爆したのは日本の各都市にはもはや迎撃能力がないことに気付いたからで、本来は高度1万mの上空を飛ぶ能力が売りだとか、かなり事細かに書いてありました。。

日経新聞のその連載でも、戦後仕事で欧州からアメリカに移動するとき、憎い敵機だったB29をベースにしたボーイングの旅客機に乗せられて、しかも「Flay above the weather(天気の上を飛ぶ)」と、かつて散々自慢してたくせに、低気圧を避けるとか言ってアメリカに降りれずカナダの空港に変更された、とか文句タラタラ?書いてました。。

だから何?・・って言われても、なんにもないんですが。教科書で習ったようなことのイメージが変わる驚きがあったという感じですか。でも最近そういうニュース、意外にありますよね。日本史の教科書に載っていた武将の名前が実は違った、とかね~。。

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2008年5月 4日 (日)

千秋のキャリアモデルと「リアル千秋」を調べてみました。

先日「のだめのピアノ協奏曲ト長調」で書きかけた、ルー・マルレ・オケにそっくりなコンセール・ラムルー管弦楽団のこと、ちょっと調べたらやっぱり指揮者の佐渡さんの経歴がどうも千秋っぽいので、もう少しまとめて書いてみます。あと音楽界では「リアル千秋」と名指しされているらしい金聖響(キム・セイキョウ)さん(写真、上)と、玉木千秋の原型・都響の指揮者、飯森範親さんのことなども・・・・。

Kim_seikyosan2
・・・作者の二ノ宮さんは色々な指揮者のプロフィールを参考に漫画のイメージを膨らませて作られていると思いますが、大枠の流れ的には、佐渡裕さんのキャリアが千秋にかなりそっくりなので、漫画の筋を組み立てるときのモデルに使われてるのではと思うのです。

Sadosan1
佐渡さん(左の写真)は身長が高い以外、外見的には千秋とは似ても似つかないですが(巨体、いつもニコニコ熊さんタイプ)、指揮者としての経歴が日本の普通の指揮科を出られた方とは全く違う「漫画的な展開」と言えるくらい奇想天外なキャリアなので、逆に漫画のモデルにするには、ミョーに説得力があるかなという気もしています・・・。

ま、こんなことを個人の楽しみで勝手に書き散らすと、コアな千秋ファンの方々を不快にさせてしまいそうですみませんが、あれこれ推測して楽しんでいるいちファンのお遊びだと思って聞いてください~。

以下に佐渡さんと千秋のキャリアの共通点をまとめますが、まず箇条書きにした項目だけを並べてみても・・・・。


1)指揮科出身ではなく、指揮は自分で勉強した。
(2)学内のオケで指揮者としてスタートする。
(3)キャリアがないのに才能を巨匠に見出され、弟子になる。
(4)フランスの指揮者コンクールで優勝!
(5)パリの伝統あるオーケストラの指揮者に就任して、B級に成り下がっていたボロボロオケを人気オケに蘇らせる!
(6)その後パリの4大オケを股にかける活躍。



・・・ねっ。これだけ見ただけで千秋のことかと思いますよね~。特に(5)があると・・・。
その他、(6)「リアル千秋」、金聖響さんのことと、(7)玉木千秋の師匠・飯森 範親さん、のことなんか書いたらやけに長文になってしまったので、ご興味わいた方だけ、以下へどうぞ!

続きを読む "千秋のキャリアモデルと「リアル千秋」を調べてみました。"

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2007年7月 3日 (火)

「のだめ」続き −プラティニ・コンクールはブザンソン??

「のだめカンタービレ」10巻まで読みました~。
しばらく漫画の世界から離れていたし、まとめ読みしているので、毎号楽しみに待ってキャラの変遷をリアルタイムに見てきた読者と違い、変なところで違和感感じたりしてるのですが。登場人物はみんな芸術家なので、ジコチューかつ自分がNo1と思ってるエゴ100%な人たち。だけど内面は結構ピュア。だから奇人変人でも意外に違和感なく入っていけます。

わたしにとってその中で例外なのが、実は主人公の、のだめでした。いちばん初めの方は、レディスコミックや少女マンガのぶっ飛んでるっぽい主人公だな~っていう感覚で見てられたんですが、その後千秋中心に登場人物が成長していく中で、のだめはひとり、自分でコンクールに挑戦する辺りまでは、なんか相当不思議ちゃん。他の学生がけっこう実際にいそうな分、主にギャクを受けもってるせいか、ときどきは学習障害かなにか??!と思っちゃうほど、かなりヘンな気がするときも・・。


大学のゼミにあたる時間に課題に挑戦しないでおままごとみたいな作曲をしてたり、着ぐるみの感覚といい、そこをみんなでいつくしんで楽しんでいらっしゃる長年のファンには申し訳ないけど、いきなりまとめてざーっと読むと、「なんかかなりアブないよこの子~……………」、て印象がけっこうあったのですが、9巻10巻くらいになると、やっとふつうの主人公ぽく認められるようにはなってきたかも・・・。


さて、表題のブザンソンの件、なのですが。


漫画では10巻でヒーローの千秋がいよいよフランスに行き、初めて当地の国際指揮者コンクールにトライしますね。これが「プラティニ国際指揮者コンクール 」てことになってます。審査は5次まであって、2次から一般公開があり、間違い探しとか、すごく細かく指揮者コンクールの実際を追って見せてくれます。


これ、昔読んだ、指揮者・佐渡 裕さんの自著「ぼくはいかにして指揮者になったのか」(はまの出版)に書いてあった、ブザンソン国際音楽コンクールでの体験談と、なんか審査過程がそっくりなんですけど!!


Wikipediaによると架空の音楽コンクールだというので、作者はこの本か、または、私は知らないけど同じブザンソンで優勝した小沢征爾が書いた本か何か・・・。そういうエピソードを元にこの部分を作られたんじゃないでしょうか~。(と思って、ここで小沢征爾の「ボクの音楽武者修行」(新潮文庫)をいま買ってちょっと読んでみたら、佐渡さんの本よりは細かくないけど、けっこう書いてありました~)


べつにパクリとか言いたいのではなく、漫画は絵とキャラを伴って見せてくれるので、本とはまた違い一緒にコンクールを見てる感じで漫画の中でも楽しんだのですが。

僕はいかにして指揮者になったのかクラシックに詳しいわけじゃない私がなぜ急にこんなことを知ったかぶって書くかというと、この「ぼくはいかにして指揮者になったのか」(はまの出版)って本、私の大学時代の同級生が、書籍編集者として原稿になる前から本として流通に乗せるまで担当して作り上げた特別な本だからなんです。^^v


彼女は編集の仕事を辞めて外国に行ったのですが、「最後に自分でも納得の1冊を手がけることができた」と誇りを持って語っていたので、どれどれとためしに買って読んでみたら、すっごく面白かったのです。指揮者の世界なんてぜんぜん興味なかったのに。それでこれ、私にとっても、個人的な思い入れ&思い出がある一冊になりました。


まあ、この本の面白さは、なにより佐渡さんっていう指揮者のもってる明るくタフでのんきなキャラ、人間性、音楽に懸けるパワーなんかがダイレクトに感じられて、読者も乗せられてしまうのと、日本の音楽の世界からするとどうやら相当破天荒らしい、型破りなその半生。そーゆーものの面白さで、一気に最後まで読めてしまうのです。


はまの出版なんてマイナーなところから出ているのが惜しいくらい・・・と思っていたら、いまは新潮文庫にも収められているらしいです。
もしちょっと関心あったら、ぜひ読んでみてくださいな~。もう彼女(元同級生)には売り上げだのなんだのという、なんのメリットもないと思うけど・・・。

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