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2008年5月 4日 (日)

千秋のキャリアモデルと「リアル千秋」を調べてみました。

先日「のだめのピアノ協奏曲ト長調」で書きかけた、ルー・マルレ・オケにそっくりなコンセール・ラムルー管弦楽団のこと、ちょっと調べたらやっぱり指揮者の佐渡さんの経歴がどうも千秋っぽいので、もう少しまとめて書いてみます。あと音楽界では「リアル千秋」と名指しされているらしい金聖響(キム・セイキョウ)さん(写真、上)と、玉木千秋の原型・都響の指揮者、飯森範親さんのことなども・・・・。

Kim_seikyosan2
・・・作者の二ノ宮さんは色々な指揮者のプロフィールを参考に漫画のイメージを膨らませて作られていると思いますが、大枠の流れ的には、佐渡裕さんのキャリアが千秋にかなりそっくりなので、漫画の筋を組み立てるときのモデルに使われてるのではと思うのです。

Sadosan1
佐渡さん(左の写真)は身長が高い以外、外見的には千秋とは似ても似つかないですが(巨体、いつもニコニコ熊さんタイプ)、指揮者としての経歴が日本の普通の指揮科を出られた方とは全く違う「漫画的な展開」と言えるくらい奇想天外なキャリアなので、逆に漫画のモデルにするには、ミョーに説得力があるかなという気もしています・・・。

ま、こんなことを個人の楽しみで勝手に書き散らすと、コアな千秋ファンの方々を不快にさせてしまいそうですみませんが、あれこれ推測して楽しんでいるいちファンのお遊びだと思って聞いてください~。

以下に佐渡さんと千秋のキャリアの共通点をまとめますが、まず箇条書きにした項目だけを並べてみても・・・・。


1)指揮科出身ではなく、指揮は自分で勉強した。
(2)学内のオケで指揮者としてスタートする。
(3)キャリアがないのに才能を巨匠に見出され、弟子になる。
(4)フランスの指揮者コンクールで優勝!
(5)パリの伝統あるオーケストラの指揮者に就任して、B級に成り下がっていたボロボロオケを人気オケに蘇らせる!
(6)その後パリの4大オケを股にかける活躍。



・・・ねっ。これだけ見ただけで千秋のことかと思いますよね~。特に(5)があると・・・。
その他、(6)「リアル千秋」、金聖響さんのことと、(7)玉木千秋の師匠・飯森 範親さん、のことなんか書いたらやけに長文になってしまったので、ご興味わいた方だけ、以下へどうぞ!



■指揮科出身ではなく、指揮は自分で勉強した。

佐渡さん:京都市立芸術大学音楽科ではもっぱらフルーティストとして研鑽を積んだ。

千秋:ピアノ科出身。指揮は巨匠の弟子になるまで独学。

■学内のオケで指揮者としてスタートする。
佐渡さん:指揮者になりたいと思い行動を始めたのは大学3年の頃。学内でオーケストラを組織したほか、関西二期会でオペラの裏方を始めた。卒業後も関西二期会の副指揮者のほかアマチュア・オーケストラの指揮などを続け、下積み生活を続ける。

千秋:学内のSオケで巨匠のピンチヒッターとして指揮を始め、卒業後は学内外の音大生で組織したアマチュア・オケで指揮を続ける。

■キャリアがないのに才能を巨匠に見出され、弟子になる。
佐渡さん:書類を提出した「タングルウッド音楽祭」で書類審査には落ちるものの、指揮のビデオが評価されてオーディションへの参加許可を得る。音楽祭では小澤征爾に見出され、フェローシップ(奨学生)として抜擢、レナード・バーンスタインのレッスンをうけるチャンスを得て彼に才能を認められ、以後、1990年にバーンスタインが亡くなるまで最後の愛弟子として師事する。

千秋:大学に招かれた巨匠シュトレーゼマンに見出され、唯一の弟子として師事することに。

■フランスの指揮者コンクールで優勝!
佐渡さん:1989年に、フランスの「第39回ブザンソン国際指揮者コンクール」に出場。「間違い探し」での正解など数々のエピソードを残しながら見事優勝し(自著「僕はいかにして指揮者になったのか」に詳しい)、プロ指揮者としてデビューするきっかけをつかむ。

千秋:フランスの「プラティニ国際指揮者コンクール」(架空)に出場し、間違い探しの全問正解など数々のエピソードを残しながら見事優勝し、プロ指揮者デビューのきっかけをつかむ。

■パリの伝統あるオーケストラの指揮者に就任して、ボロボロだったオケを人気オケに蘇らせる!
佐渡さん:ヨーロッパでは、まずフランス国立ボルドー・アキティーヌ管弦楽団の指揮者(1991年~1992年)をつとめ、のちラヴェル作曲「ボレロ」などの初演を行ってきた由緒あるパリのコンセール・ラムルー管弦楽団の主席指揮者(1993年~)をつとめる。ここは就任当時、その栄光ある伝統にも関わらず経済的にもガタガタのB級オケになっていたが、定期会員を一挙に4倍増させる人気を集め、見事に立て直した。

千秋:若き日のシュトレーゼマンも常任指揮者として活躍した、パリの伝統あるルー・マルレ・オーケストラの常任になり、経済的疲弊や内紛から芸術的にもガタガタになっていた同オケを、少しづつだが着実に立て直しつつある模様。

■その後パリの4大オケを股にかける活躍。
佐渡さん:1999年9月にフランスの最高峰といわれるパリ管弦楽団の定期演奏会を指揮し、2002年3月にも再度定期演奏会に招かれた。このほか、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団にも定期的に客演し、パリの4大オーケストラを股にかけて活躍。(その後日本や世界のオケを指揮し現在に至る)

千秋:マルレの常任指揮者をしつつ、現在、グレードが上回る同じパリのウィルトール交響楽団に客演中。パリの4大オケで活躍する第一歩か?

・・・かなり流れ的には漫画のアイデアのベースにされてると思いませんか??
なお、佐渡さんの記述については、ご本人の公式サイトのプロフィールをベースに適当にまとめさせていただいています。(無断ですみません、、、。)



■「リアル千秋」、金聖響さん

Kim_seikyosan1 ところで読書雑誌「ダ・ヴィンチ」でかつて「のだめ」特集があった時、その中で音楽関係者の方々から「リアル千秋」No.1 に認定された金聖響さんの存在も気になります。。。

かれは現在非常に注目されている若手指揮者(1970年大阪府生まれ)なのですが、彼も指揮者としての専門教育を受け始めたのは遅く、ボストン大学で哲学を勉強しながら小澤征爾のコンサートに通い、独学で総譜を勉強したそうです。これは早くから指揮者を希望しながらお父さんの反対で普通学科を選択した結果だそうな。

その後ニューイングランド音楽院大学院指揮科修士課程修了し、タングルウッド音楽祭に参加してから小澤征爾に師事。またウィーン国立音大指揮科で湯浅勇治、L.ハーガーに師事したあと「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」で優勝して日本で知られるようになるなど、日本のメジャーなコースを辿らず海外からスタートして国際的に活躍しているところなんかが千秋とかぶるみたいです。

でもリアル千秋」と関係者に認定されたのは、なにより ①まだ若く、 ②すでに海外で活躍し始め、 ③外見的にも貴公子タイプ、、、ってことでしょう。つまり逆に見ると、いまの若手指揮者で実力的にもルックス的にもヨイとまわりで認められるのはキムさんくらい、ともいえるのでしょう。。

・・・指揮者としての実力や将来性については全然わからないので、唯一わたしが判断できる、外見的な部分で言えばリアル千秋」の称号におもいっきり期待してから見ると、、「なんだ普通じゃん」って思ってしまうと思うんですけど~~。(←がっかり組・・)元からの金聖響ファンの方には大変大変申し訳ないのですが~・・・・。
でも写真しかみてないからな~。人によっては「俳優になれる」と言う人もいるそうなので、実際はナカナカのレベルだったらすみませんが・・。


■玉木千秋の師匠・飯森 範親(いいもり・のりちか)さん。

Iimori_4言わずと知れた都響正指揮者にしてTVドラマ版で玉木宏さんの指揮指導をした、玉木千秋の生みの親。というか指揮の原型になってる人・・・。

二ノ宮さんの絵の千秋にも玉木宏さんにも全然似てませんが、日本の指揮者の世界では自他共にけっこうイケメンと思われているのでは、という感じがします。ご本人のブログにもなにげに写真とか多くて自信ありげだし、、。(でも相当ナルとか色々言われてもいるみたいだけど・・・・特に目つきがね~~・・・。)

・・てことで、「のだめオーケストラ」ができたりTVドラマの進行とともに盛り上がっていった世界のことは、遅れてきたファンの私にはよくわかっていないんですが、きっと「リアル千秋は飯森」って印象を持ってる人たちはいるんじゃないかなー・・・と個人的には想像してます。それで飯森さんのことも追加してみました。

この間の番宣DVD「パリだ!プラハだ!!ぎゃぼー!!!のだめカンタービレinヨーロッパ ロケ地マップ完全版」のコメンタリーの中で、上野樹里ちゃんも「飯森先生って・・・・」「『千秋に、僕けっこう似たとこあるんだよね・・・・』『似てるんだよね・・・・』って言ってましたよ~」てバラしてましたし。なによりご本人がその気なんじゃ??・・と推察されます~。⌒_⌒;

国内にいるライバル?たちは絶対言ってくれないとおもうけど。まあ、飯森先生、まずはお仕事がんばってください~。

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