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2007年3月12日 (月)

■Closer(クローサー)

主演はジュード・ロウ(ダン)、ジュリア・ロバーツ(アンナ)、ナタリー・ポートマン(アリス)、クライブ・オーウェン(ラリー)と豪華。でも内容はオールスター・キャストにする意味があったのかと思うような地味な心理劇風のドラマ。

そもそもはジュード・ロウ演じるダンが自分の気分に純粋というか、好きになったら自分の気持ちが最優先で行動し、恋の勝利者になったかと思いきや、傷つけられた側に復讐され全員に見捨てられるまでを追った話なのですが(「20070309.txt」をダウンロード )、ロマンチックでもセクスィ~でもなく、好き嫌いの感情と性欲が分裂しかかった現代特有のカルチャーを結構生でとりあげていて、ざらっとした肌触りが残る感じです。分るような、不快なような。登場人物誰にもあまり同情できない要素があるし。

ジュード・ロウはよく「世界一美しいなんとか」に選ばれたりしてるけど、このドラマでは女にはもてるが特に才能もないうらぶれた役。そのせいか、その辺のちょっと顔がいいだけの貧相な男って感じにしか見えない・・・のは、そうとうな演技派だということでしょうか。でもその役が、アリスと付き合いながらアンナに一目ぼれして迫り、アンナに避けられたのを根に持つと(避けたのも、彼に恋人がいるのを知っていたからなのに)、ネットの出会い系チャットでアンナと名乗って女性を演じ、アンナの行きつけの場所に怪しい相手の男を誘導する嫌がらせをするような、すごーい感じ悪~い男なんですよ。それなのに再会してみるともう恋人ができているアンナに再度迫って結局付き合うことに・・・・。自分の気持ちに純粋に行動するといえば聞こえはいいが、感覚的でわがままなな男の役。

対してダンに恋人(というかそのときは妻)を奪われて巧妙に復讐する医者・ラリーを演じるオーウェンは、垢抜けない外見だけでなく、役柄も仕事中に出会い系でエッチなチャットに興じたり実際に会いに行っちゃうような男の役。無精ひげも生やしてキモさ満開。最後にダンにしてやったりの復讐を遂げたときは、その無精ひげもさっぱり剃って、成功者らしい演出もバッチリでしたが。

男の役はふたりとも、なにもかも言葉で確認しようとし、真実を女性達に話させようとやっきになる。でも触れたくない事実を言わされることでふたりの女性の気持ちは彼らからどちらも離れてゆく。これ、なんか日本人とは逆かなって感じもするんですが、どうでしょう?

ジュリア・ロバーツは感情の抑制が効いた知的なイギリス女を演じていて、それなりに抑えた演技を披露しているのですが、こういう役を彼女にやらせるなら、もっと地味な演技派美人女優がいい味を見せるでしょうという感じがします。顔立ちからして感情たっぷり元気たっぷりな人にしか見えないので、なんか演技派と言われたくて合わないキャラを無理してやっているように見えてしまうのですが。舞台と違って映像は、持ち味に左右されるところがあるなぁと改めて思いました。

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